新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
株式会社ファイズ
目次
頁
表 紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 1
2.沿革 ……… 3
3.事業の内容 ……… 4
4.関係会社の状況 ……… 7
5.従業員の状況 ……… 7
第2 事業の状況 ……… 8
1.業績等の概要 ……… 8
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 10
3.対処すべき課題 ……… 11
4.事業等のリスク ……… 12
5.経営上の重要な契約等 ……… 14
6.研究開発活動 ……… 14
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 15
第3 設備の状況 ……… 18
1.設備投資等の概要 ……… 18
2.主要な設備の状況 ……… 18
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 19
第4 提出会社の状況 ……… 20
1.株式等の状況 ……… 20
2.自己株式の取得等の状況 ……… 25
3.配当政策 ……… 25
4.株価の推移 ……… 25
5.役員の状況 ……… 26
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 27
第5 経理の状況 ……… 34
1.財務諸表等 ……… 35
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 70
第7 提出会社の参考情報 ……… 71
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 71
2.その他の参考情報 ……… 71
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎殿
【提出日】 平成29年2月10日
【会社名】 株式会社ファイズ
【英訳名】 PHYZ inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 榎屋 幸生
【本店の所在の場所】 大阪市北区芝田一丁目4番14号芝田町ビル9階B室
【電話番号】 06-6376-1301(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 奥津 慎
【最寄りの連絡場所】 大阪市北区芝田一丁目4番14号芝田町ビル9階B室
【電話番号】 06-6376-1301(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 奥津 慎
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
回次 第1期 第2期 第3期
決算年月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 売上高 (千円) 36,114 2,191,226 3,492,842 経常利益又は経常損失(△) (千円) △25,809 27,868 105,536 当期純利益又は当期純損失(△) (千円) △17,045 5,034 47,512
持分法を適用した場合の投資利益 (千円) - - -
資本金 (千円) 97,000 97,000 102,000
発行済株式総数 (株) 9,700 9,700 10,700
純資産額 (千円) 79,954 84,989 142,501 総資産額 (千円) 382,588 886,265 1,184,237 1株当たり純資産額 (円) 8,242.71 43.81 66.59 1株当たり配当額
(円)
- - -
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-)
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損 失金額(△)
(円) △3,045.13 2.60 24.48
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (円) - - -
自己資本比率 (%) 20.90 9.59 12.03
自己資本利益率 (%) - 6.11 41.77
株価収益率 (倍) - - -
配当性向 (%) - - -
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) - 142,975 149,969 投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) - △104,762 △12,805 財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) - 191,924 50,383 現金及び現金同等物の期末残高 (千円) - 433,209 620,756 従業員数
(人)
29 100 134
(外、平均臨時雇用者数) (-) (352) (572)
9.従業員数は、就業人数(アルバイト社員を除く)であります。従業員数欄の(外書)は、アルバイト社員の 1人1日8時間換算による1年の平均人数を記載しております。アルバイト社員は、パートタイマーを含 み、派遣社員を除いております。
10.第2期及び第3期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38 年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第211条第6 項の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、新日本有限責任監査法人の監査を 受けております。
なお、第1期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を 記載しております。また、当該各数値については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第211 条第6項の規定に基づく、新日本有限責任監査法人の監査を受けておりません。
11.平成28年10月29日開催の取締役会決議により、平成28年11月25日付で普通株式1株につき200株の割合で株 式分割を行っておりますが、第2期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1 株当たり当期純利益金額を算定しております。
12.当社は、平成28年11月25日付で株式1株につき200株の割合で株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申 請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133 号)に基づき、第1期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移を 参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第1期の数値については、新日本有限責任監査法人の監査を受けておりません。
第1期 第2期 第3期
平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月
1株当たり純資産額 (円) 41.21 43.81 66.59 1株当たり当期純利益金額又は当
期純損失金額(△)
(円) △15.23 2.60 24.48 潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額
(円) - - -
1株当たり配当額 (円) - - -
2【沿革】
平成23年12月、当社の前身である株式会社ヴィ企画3PL事業部は、ECソリューションを包括的に提供する事業部門とし て株式会社ヴィ企画の中で発足いたしました。事業部門の成長性が高いため機動的な経営判断を行うべく平成25年10月に 当社を設立し、ECソリューションサービスを中核とする事業を開始しました。その後、平成26年2月に南大阪を拠点とす るロジスティクスサービス事業を株式会社ヴィ企画より譲受けるとともに、平成26年5月に大手EC事業会社を主要顧客と するオペレーションサービス事業を株式会社ヴィ企画及びヴィプランニング株式会社より譲受け、サービスの提供を行っ てまいりました。
設立以降の当社に係る経緯は、以下のとおりであります。
年月 概要
平成25年10月 大阪市北区に株式会社ファイズ設立 平成26年1月 住之江営業所 開設(大阪市住之江区) 平成26年1月 東京営業所 開設(東京都中央区) 平成26年1月 神奈川営業所 開設(神奈川県小田原市)
平成26年2月 株式会社ヴィ企画より南大阪を拠点とするロジスティクスサービス事業を譲受け 平成26年2月 南大阪営業所 開設(大阪府羽曳野市)
平成26年5月 株式会社ヴィ企画よりオペレーションサービス(請負)事業を譲受け
平成26年5月 ヴィプランニング株式会社よりオペレーションサービス(派遣)事業を譲受け 平成26年6月 厚木営業所 開設(神奈川県伊勢原市)
平成27年5月 デリバリーサービス事業開始
平成27年5月 平和島営業所 開設(東京都大田区) 平成27年8月 京都営業所 開設(京都市伏見区) 平成27年9月 住之江営業所 移転(大阪市住之江区) 平成27年9月 名古屋営業所 開設(名古屋市中村区) 平成28年3月 本社 移転(大阪市北区)
平成28年3月 岡山営業所 開設(岡山市北区) 平成28年8月 中部営業所 開設(愛知県江南市) 平成28年9月 平和島営業所 移転(東京都品川区) 平成28年12月 東京営業所 移転(東京都中央区)
3【事業の内容】
当社は、「人と人のつながりで”未来のあたりまえ”を創造する」をコーポレートミッションとし、人々に便利な生活 を提供するために、主にEC(注)サービスによる商品の流通を手がける「ECソリューションサービス事業」を展開してお り、提案力を活かしてサードパーティーロジスティクス(荷主が第三者であるロジスティクス業者に対し、物流業務全般 を長期間一括して委託すること)をはじめとするECソリューションを包括的に提供する企業です。当社の事業はECソリュ ーションサービス事業の単一事業であり、サービスの内容は、ECサイト運営企業・メーカー・配送会社等の拠点内オペレ ーションコンサルティング業務、拠点内オペレーション業務及び一般労働者派遣サービスを行う「オペレーションサービ ス」、拠点間の商品輸送を行う「ロジスティクスサービス」、ECサービス利用者に商品を宅配する「デリバリーサービ ス」があり、包括的なサービスを提供しております。
現 在 大 阪 本 社 の ほ か 、 E Cサ イ ト 運 営 企 業 に 上 記 サ ー ビ ス を 提 供 す る に あ た り 全 国 に 1 0 拠 点 ( 東 京 都 ( 中 央 区 、 品 川 区)、大阪府(大阪市住之江区、羽曳野市)、愛知県(名古屋市中村区、江南市)、神奈川県(小田原市、厚木市)、京 都府(京都市伏見区)、岡山県(岡山市北区))を構え、サービスを展開しております。
当社のビジネスモデルの特徴
当社のビジネスモデルは、ECサービス利用者がECサイト運営企業に商品を注文した後からECサービス利用者への商品宅 配までの物流を一貫して手がけております。まず、ECサイト運営企業がECサービス利用者からのオーダーに迅速に対応す る事ができるようにメーカー拠点のオペレーションコンサルティング業務及びオペレーション業務、ECサイト運営企業の 拠点への輸送を行っております。次に、ECサービス利用者から商品の注文を受けると、ECサイト運営企業の拠点内で商品 をピッキング、梱包、仕分けしECサービス利用者の地区の配送会社の拠点に輸送します。その後、オペレーションコンサ ルティング業務を行った配送会社内拠点にて配達先をさらに細分化して仕分けます。また、ECサイト運営企業からECサー ビス利用者への商品の宅配も行っております。
オペレーションサービス
オペレー ションサー ビスでは、 ECサイト 運営企業・メー カー・配送 会社等に対して 業務効率化 の コンサルティ ング指 導をハンズオンで行っております。具体的には「コンサルティング業務」として顧客ニーズの把握から物流戦略の企画立 案、物流システムの構築を、「庫内オペレーション業務」として輸配送ルートから物流拠点を選定、拠点内における一連 の業務フローの管理(入荷から出荷、在庫管理に至る一連の業務)を行います。また、顧客の要望に応じて、輸配送のダ イヤグラムの設定、ECサイトに掲載するための商材写真のデータ処理サービスも提供しております。
ECサービスの特徴として顧客ターゲットが取扱っている店舗の所在地にとらわれない為、リアル店舗に比べ来店数(閲 覧数)が多い事が挙げられます。また取扱いアイテム数も多いことから注文内容・数量が予測しづらくオペレーションに フレキシビリティが求められます。このような環境のなか、現場作業の外注を抑え、労働力を内製化するという当社のオ ペレーションサービスの特徴を活かすことで、顧客の要望に応じた品質の提供と対応を可能としております。仕様変更や 繁忙に応じた拠点間のスタッフの移動、顧客にとって新たな拠点の立ち上げ等の際に、自社雇用によりノウハウを蓄積し たスタッフに対して当社が直接指示を出すことができるため、顧客の要望にスムーズに応えることが可能となります。独
ロジスティクスサービス
ロジスティクスサービスでは、中・大型車両を用いて、メーカー拠点とECサイト運営企業の拠点間及びECサイト運営企 業の拠点と配送会社拠点間の商品の輸送を行っております。
社会的にも深刻な問題となっているドライバー不足問題を解決するために、当社ではオペレーションサービスに所属す る従業員や大型免許を所持しない新規採用者に対し「大型免許取得支援制度」を導入しており、常に必要なドライバー数 を確保することに努めております。
デリバリーサービス
デリバリーサービスでは、主に軽車両を用いて、ECサイト運営企業等の拠点からECサービス利用者への配送を行ってお ります。
(注)ECとは、インターネットやコンピュータなど電子的な手段を介して行う商取引の総称。また、Webサイトなどを通 じて企業が消費者に商品を販売するオンラインショップのこと。
[事業系統図]
4【関係会社の状況】
該当事項はありません。
5【従業員の状況】
(1)提出会社の状況
平成28年12月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
179(713) 36.5 1.7 3,617
当社は、ECソリューションサービス事業の単一セグメントであるため、サービス別に記載しております。
サービスの名称 従業員数(人)
オペレーションサービス 81 (705)
ロジスティクスサービス 85 (-)
デリバリーサービス 6 (8)
全社(共通) 7 (-)
合計 179 (713)
(注)1.従業員数は就業人数(アルバイト社員を除く)であります。
2.従業員数欄の(外書)は、アルバイト社員の1人1日8時間換算による1年間の平均人数を記載しておりま す。
3.アルバイト社員は、パートタイマーを含み、派遣社員を除いております。 4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
5.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
6.従業員数が最近1年間において47人増加したのは、内部管理体制強化のため、管理職の増員及びオペレーシ ョンサービス、ロジスティクスサービスの業務拡大における人員増加であります。
(2)労働組合の状況
当社の労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
第3期事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当事業年度における我が国経済は、政府が推進する経済政策による企業収益の向上や雇用情勢の改善により、国内 景気は緩やかな回復基調が続いたものの、中国経済の減速に伴う輸出の減少や米国の金融政策による為替への影響が 懸念されるなど、先行きは依然として不透明な状況となっております。
物流業界においては、景気回復に伴う物量拡大への期待感が高まる中、燃料調達価格の低下による影響もあり、業 界全体として回復の兆しを見せ始めました。一方で、車両及び人材の不足を背景とした物流コストの上昇などの課題 を抱えた環境下にあります。とはいえEC業界においては、インターネット、スマートフォンの急速な普及により景気 に左右されず小売業のEC化率が年々伸長しておりEC市場は平成31年までには20兆円を超す勢いだと言われております
(株式会社野村総合研究所調べ)。その為、EC業界における物流の果たす役割は年々重要視され期待も高まっており ます。
このような環境のもと当社は、EC業界でソリューションサービス企業としてのポジションを確立すべく、ECにおけ るサードパーティーロジスティクスから小口配送までのワンストップサービスの提供を最重要戦略と位置付け、積極 的な営業活動を推進してまいりました。また、高齢化及び労働人口減少を見据えた人材確保のため、積極的な採用活 動に取り組んでまいりました。
以上の結果、当事業年度における経営成績は、売上高3,492,842千円(前事業年度比59.4%増)、営業利益113,343千 円(同218.3%増)、経常利益105,536千円(同278.7%増)、当期純利益47,512千円(同843.6%増)の増収増益となりまし た。
サービス別の業績は、次のとおりであります。なお、当社はECソリューションサービス事業の単一セグメントであ るため、サービス別に記載しております。
① オペレーションサービス
オペレーションサービスにおきましては、主要顧客の通販関係荷量が伸長した結果、売上高は2,847,505千円(前 事業年度比52.9%増)となりました。
② ロジスティクスサービス
ロジスティクスサービスにおきましては、主要顧客の通販関係荷量が伸長した結果、売上高は561,688千円(前事 業年度比71.0%増)となりました。
③ デリバリーサービス
デリバリーサービスにおきましては、受託した大型案件が業績に寄与した結果、売上高は83,648千円(当事業年 度より新設した事業部のため、前事業年度実績なし)となりました。
第4期第3四半期累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日)
当第3四半期累計期間における我が国経済は、政府による経済政策や日銀による金融施策を背景に、企業業績や 雇用環境が改善傾向にあるものの、米国経済の動向や英国のEU離脱問題など、海外経済の不確実性の高まりもあ り、その持ち直しペースは依然として緩やかなものにとどまっております。
このような環境のもと当社は、オペレーションサービス、ロジスティクスサービス、デリバリーサービスの3つ の柱で、ECにおけるサードパーティーロジスティクスから小口配送までのワンストップサービスの提供を最重要戦 略と位置付け、積極的な営業活動を推進してまいりました。また、将来の労働人口減少を見据えた人材確保のた め、積極的な採用活動に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における経営成績は、売上高3,859,315千円、営業利益293,212千円、経常利 益285,690千円、四半期純利益178,256千円となりました。
サービス別の業績は、次のとおりであります。なお、当社はECソリューションサービス事業の単一セグメントで あるため、サービス別に記載しております。
① オペレーションサービス
オペレーションサービスにおきましては、主要顧客の通販関係荷量が伸長した結果、売上高は3,020,721千円と なりました。
② ロジスティクスサービス
ロジスティクスサービスにおきましては、主要顧客の通販関係荷量が伸長した結果、売上高は722,438千円とな りました。
③ デリバリーサービス
デリバリーサービスにおきましては、前事業年度に受託した大型案件が継続して業績に寄与した結果、売上高は 116,155千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
第3期事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は620,756千円と前事業年度末と比べ187,546 千円の増加となりました。各キャッシュ・フローの主な増減要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益104,354千円、減価償却費32,573千円、のれん償却額 28,962千円、未払金の増加53,307千円、未払費用の増加50,055千円等の資金の増加要因と、売上債権の増加100,073 千円等の資金の減少要因により、149,969千円の収入(前事業年度は142,975千円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入13,357千円等の資金の増加要因と、有形固 定資産の取得による減少20,100千円等の資金の減少要因により、12,805千円の支出(前事業年度は104,762千円の支 出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、株式の発行による収入10,000千円、短期借入金の増加121,000千円等の資 金の増加要因と、長期借入金の返済による支出50,000千円及びファイナンス・リース債務の返済による支出30,616千 円等の資金の減少要因により、50,383千円の収入(前事業年度は191,924千円の収入)となりました。
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当社はECソリューションサービス事業を中核とするサービス提供が主要な事業であるため、記載を省略してお ります。
(2)受注実績
当社はECソリューションサービス事業を中核とするサービス提供が主要な事業であるため、記載を省略してお ります。
(3)販売実績
第3期事業年度及び第4期第3四半期累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社はECソリューシ ョンサービス事業の単一セグメントであるため、サービス別に記載しております。
サービスの名称
第3期事業年度
(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
第4期第3四半期累計期間
(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日) 金額(千円)
前年同期比
(%)
金額(千円) オペレーションサービス 2,847,505 152.9 3,020,721
ロジスティクスサービス 561,688 171.0 722,438
デリバリーサービス 83,648 - 116,155
合計 3,492,842 159.4 3,859,315
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.最近2事業年度及び第4期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に 対する割合は次のとおりであります。
相手先
第2期事業年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
第3期事業年度
(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
第4期第3四半期累計期間
(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) アマゾンジャパン合同
会社
1,564,275 71.4 2,415,629 69.2 2,440,433 63.2
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.アマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社は、平成28年5月1日付でアマゾンジャパン株式会社 と合併、組織変更し、アマゾンジャパン合同会社に社名を変更しております。
3【対処すべき課題】
当社を取り巻く経営環境は、国内外における政治・経済情勢の変動等の懸念が払拭されておらず、今後も先行き不 透明な状況が続くものと思われます。また、少子高齢化による労働人口の減少も大きな課題となってきております。 このような状況のもと、当社といたしましては、経営資源の集中による効率化と更なるコスト削減を図り、取引先 のご要望にお応えできるよう、業務改革や社員一人ひとりの意識・行動変革に取り組んでまいります。また、ドライ バーを含め人材不足等の問題を解決すべく労働力確保の為の取組みを継続し、業容拡大に対処できる人材の確保を図 ってまいります。主な施策としましては、以下のとおりとなります。
(1)営業体制の強化
新規案件を獲得するため、サードパーティーロジスティクス(荷主が第三者であるロジスティクス業者に対し、物 流業務全般を長期間一括して委託すること)の分野でネット通販、小売大手に営業ターゲットを絞り込み、顧客に密 着した集中営業活動を展開いたします。これにより、いち早く顧客のニーズを収集し、ニーズに見合う物流改善提案 を行うことで、新規案件の開拓及び既存顧客の業務シェア拡大に努めてまいります。
(2)業務体制の強化
日々変動する顧客の物量動向を注視し、効果的な人員配置や効率的な経費コントロールを行い、業務効率の改善を 実施することで収益の拡大に努めてまいります。併せて顧客ニーズにタイムリーに対応することで顧客の売上拡大に 貢献してまいります。
(3)内部管理体制の強化
社会から信用・信頼される企業づくりのため、内部管理体制やリスク管理体制を強化し、コンプライアンスの徹底 に努めることで、健全な企業経営を推進してまいります。
(4)安全対策の強化
社会的責任を果たすため、安全対策の強化を推進し、作業の安全確保や交通事故の防止などの更なる安全対策の強 化に取り組んでまいります。また、車両・施設における環境負荷軽減など、環境保全に対しても積極的に取り組んで まいります。
(5)優秀な人材の確保
労働人口の減少が進行する中、今後の事業拡大のためには物流センターの管理や運営等において人材の確保が必要 不可欠となります。このためパートナー企業とのコミュニケーションを強化し、毎年一定の採用人数を確保するとと もに、優秀な人材が確保できるよう取り組んでまいります。また、ITツールを積極的に取り入れ、求人専用サイトや SNSの有効活用など企業プロモーション活動を行って参ります。外国人雇用についても新たな労働力としてグローバ ルな採用活動も積極的に推進してまいります。なお、長期的には人材募集の為の広告宣伝活動や、従業員向け住宅斡 旋等の内製化を検討してまいります。
4【事業等のリスク】
当社の事業等のリスクで投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがありま す。
当社は、これらのリスクを十分に認識した上で、発生を極力回避し、また発生した場合に適切に対応を行うための 努力を継続してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来においての発生の可 能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。
(1)事業環境に係るリスクについて
①法的規制について
当社は、コンプライアンス経営を最重要課題として認識し、当社一丸となって法令遵守体制を推進しており、現時 点におきましては、各種免許の取消事由は発生しておりませんが、将来、各種法令に違反した事実が認められた場 合、車両運行の停止、事業の停止、許可の取り消し等の罰則を受ける場合があります。また、今後の各種法令の新 設・改正への対応に際し費用負担が生じる可能性があります。これらの事象が発生した場合は、当社の業績と財政状 況に影響を及ぼす可能性があります。
主要事業の許認可などの概要
許認可等の名称 法律名 監督省庁 有効期限 許認可等の名称 取消事由 一般貨物自動車運
送事業
貨物自動車運送事 業法
国土交通省 期限の定めなし
近運自貨第779号 神運輸第165号 京運送第741号 愛運輸第1683号
3年の累積期間に、違反点 数の付与により、一つの管 轄区域に係る累積点数が81 点以上となった場合。
貨物利用運送事業
貨物利用運送事業 法
国土交通省 期限の定めなし
貨物利用運送若しくはこの 法律に基づく処分又は登録 若しくは認可に付した条件 に違反したとき。 貨物軽自動車運送
事業
貨物自動車運送事 業法
国土交通省 期限の定めなし 届出制
不正の手段により届出を行 ったとき。
一般労働者派遣事 業
労働者派遣事業の 適正な運営の確保 及び派遣労働者の 保護等に関する法 律(労働者派遣 法)
厚生労働省 平成29年3月31日 派27-301996
労働者派遣法に規定する許 可の欠格事由に該当した場 合(刑法・出入国管理局及 び難民認定法等に役員が抵 触する行為等)
有料職業紹介事業 職業安定法 厚生労働省 平成29年11月30日 27-ユ-301750
職業安定法に規定する許可 の欠格事由に該当した場合
(刑法・出入国管理局及び 難民認定法等に役員が抵触 する行為等)
②原油価格の高騰について
当社は、貨物自動車運送事業を行っているため、原油価格の高騰に伴い軽油燃料価格が上昇した場合、運送コスト の増加は避けられません。運送コストの増加分を運賃に転嫁できない場合には、当社の業績と財務状況に影響を及ぼ す可能性があります。
③同業他社との競合について
当社は、ECソリューションサービスを中心としたサービスを行っており、EC市場において業務請負を主たる事業と する企業等と競合しております。当社は、顧客の求めるニーズに対応すること及び顧客に当社独自の提案を行うこと により差別化を図っており、今後も競争力の維持・強化に向けた様々な取り組みを進めてまいりますが、差別化がで きなくなったことにより将来にわたって優位に展開できなくなる可能性があります。これらの事象が発生した場合 は、当社の業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(2)事業運営体制に係るリスクについて
①特定取引先への依存について
当社は、ECソリューションサービスを主たる事業としているため、特定の取引先に対する依存度が高くなる傾向に あります。最大手顧客であるアマゾンジャパン合同会社への第3期事業年度の売上高は、当社売上高の69.2%を占め ております。同社とは、引き続き現状の関係を維持していくために競争力の維持・強化に向けた様々な取り組みを進 めてまいりますが、将来において個人消費の低迷など何らかの要因により、同社の事業戦略に変化が生じ取引契約の 条件変更或いは契約解消が起こった場合には、当社の業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
②重大な事故の発生について
当社は、貨物自動車運送事業を営む上で多くの事業用車両を保有し、多種多様な商品の輸配送を行っており、運行 管理の徹底、安全運転の指導等の安全活動に積極的に取り組んでおります。しかしながら、万一重大な車両事故又は 貨物事故が発生した場合には、顧客の信頼及び社会的信用が低下するとともに、事業所の営業停止、事業許可の取消 しなどの行政処分を受ける可能性があります。これらの事象が発生した場合は、当社の業績と財務状況に影響を及ぼ す可能性があります。
③重大な災害の発生について
当社は、数多くの物流センターの運営を受託し、顧客企業の商品やそれらに関わる情報を取り扱っていることか ら、災害の未然防止、災害発生時における対応方法の策定及び、バックアップ体制の構築に取り組んでおります。し かしながら、火災、地震、風水害などの災害や停電の発生等により、輸配送経路の遮断、物流システムの停止等の事 態が発生した場合、業務の停滞を招く可能性があります。これらの事象が発生した場合は、当社の業績と財務状況に 影響を及ぼす可能性があります。
④顧客情報管理について
当社は、ECソリューションサービスの提供に際し顧客情報等を取扱っているため、社内教育を通じてセキュリティ の強化や個人情報管理の徹底など、情報管理に努めています。しかしながら、情報の外部漏洩やデータ喪失などの事 態が生じた場合、当社の社会的信用の低下を招くだけでなく、損害賠償請求を受ける可能性があります。これらの事 象が発生した場合は、当社の業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
⑤システムダウンについて
当社は、情報管理をシステム化しております。ウイルス対策やバックアップセンター機能の構築などの対策を講じ ておりますが、万一、自然災害の他、コンピュータウイルスやハッキング等により、システムの長期間の停止を余儀 なくされた場合、これらの事象が当社の業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
⑥資金調達について
当社は、日々発生する給与の支払のため、主に金融機関からの借入金を充当してまいりました。この結果、平成28 年12月31日現在の有利子負債は580百万円となっております。現時点では金融機関との関係が良好であることから必 要な資金の新規調達に懸念はございませんが、将来、経営成績の急激な悪化や社会環境及び金融情勢の大きな変動 等、何らかの理由により金融機関との関係が悪化して資金調達に支障が生じた場合、これらの事象は当社の業績と財 務状況に影響を及ぼす可能性があります。
⑦人材の確保及び育成について
⑨小規模組織であることについて
当社は、平成28年12月31日現在、取締役4名、監査役3名、従業員179名で構成されており、現在の内部管理体制 はこの規模に応じたものとなっています。当社は今後、業容の拡大及び従業員の増加にあわせて組織整備、内部管理 体制の拡充を図る予定ですが、拡充が順調に進まなかった場合には、当社の業務に支障が生じ、業績及び今後の事業 展開に影響を受ける可能性があります。
(3)その他
①配当政策について
当社は成長性を第一義と考えており、当面の間は成長資金を要すると考えられますので、内部留保の確保に努め、 配当を行わない方針であります。今後、業績及び財務状況等を勘案しながら余剰資金が生まれたと判断される場合、 一定の利益を配当することを検討いたしますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未 定であります。
②資金使途について
当社が今回計画している公募増資による資金調達の使途については、人員の増加に対応することを目的とした本社 事務所の移転に係る差入保証金及び内装等の設備資金、業務効率向上を目的とした社内基幹システム改修に係る設備 資金並びに平成30年3月期以降の事業拡大に伴う売上債権の増加等に対応する運転資金に充当する予定であります。 しかしながら、予定どおりの使途に充当された場合でも、想定どおりの効果を上げることができず、当社の事業及び 業績に影響を及ぼす可能性があります。
③大株主の存在について
本書提出日現在、当社筆頭株主の元代表取締役である金森勉氏及び同氏の資産管理会社である株式会社Kanamoriア セジメントが所有する当社株式の総数は1,940,000株であり、当社の発行済株式総数に占める割合は90.7%でありま す。両者とも、中長期的な安定株主として当社株式を保有いただいており、当社株式を売却する場合には可能な限り 市場動向に配慮しながら行う旨、確認しております。しかしながら将来的に当社株式が売却された場合、当社株式の 市場価格や流通状況に影響を及ぼす可能性があります。
なお、金森勉氏が経営する企業において派遣業を営んでおりますが、現時点で当社との取引は無く、今後も取引を 行う予定が無いため、コーポレート・ガバナンスに重要な影響を与える特別な事情はありません。万が一、当社が金 森勉氏及びその近親者との取引を行う場合は、取引条件の妥当性、当該取引の合理性を検討した上で取締役会の承認 を得ることとしており、取引の適正性を確保する体制を築いております。同氏には、当社の経営に介入する意思がな い旨について確認しておりますが、議決権の行使により当社の役員の選解任、他社との合併等の組織再編、減資、定 款変更等の当社の株主総会決議の結果に重要な影響を及ぼす可能性があります。
④新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
当社は、取締役及び従業員に対して、業績向上に対する意欲を高めることを目的としたストックオプション(新株 予約権)を発行しております。ストックオプションが権利行使された場合には、当社株式が新たに発行され、既存の 株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。なお、本書提出日現在、新株予約権による 潜在株式数は199,600株であり、発行済株式総数2,140,000株の9.3%に相当しております。
5【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
6【研究開発活動】
該当事項はありません。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務 諸表の作成にあたり、基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情 報により継続的に検証し、意思決定を行っておりますが、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性が伴うため、実 際の結果と異なる場合があります。
財務諸表の作成で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項 (重要な会計方 針)」に記載のとおりであります。
(2)財政状態の分析
第3期事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) (資産)
当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ297,972千円増加し、1,184,237千円となりました。これは 主に、現金及び預金が187,546千円及び売掛金が100,073千円増加する一方、のれんが28,962千円減少したことによる ものであります。
(負債)
負債合計は、前事業年度末に比べ240,460千円増加し、1,041,736千円となりました。これは主に、短期借入金が 121,000千円、未払金が51,307千円、未払費用が49,986千円、未払法人税等が45,841千円増加する一方、長期借入金 が50,000千円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末に比べ57,512千円増加し、142,501千円となりました。これは、新株の発行により資 本金が5,000千円及び資本剰余金が5,000千円増加し、また、当期純利益の計上に伴い利益剰余金が47,512千円増加し たことによるものであります。この結果、自己資本比率は12.0%となりました。
第4期第3四半期累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日) (資産)
当第3四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ449,137千円増加し、1,633,375千円となりました。こ れは主に、現金及び預金が170,046千円、売掛金が307,678千円増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は、前事業年度末に比べ270,881千円増加し、1,312,617千円となりました。これは主に、1年内返済予定 の長期借入金が37,500千円減少する一方、買掛金が102,771千円、短期借入金が94,000千円、未払費用が75,352千 円、未払法人税等が50,888千円増加したことによるものであります。
(純資産)
(3)経営成績の分析
第3期事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) (売上高、営業利益)
当事業年度の売上高は、オペレーションサービス及びデリバリーサービスの新規案件等を受注したことにより、前 事業年度に比べ59.4%増加し3,492,842千円となりました。
営業利益は、新規案件の獲得による売上拡大に加え、運賃及び料金の適正化、構内作業(仕分け、ピッキング等) の効率化推進に向けた取り組みの効果や燃料調達価格の下落により、前事業年度に比べ218.3%増加し113,343千円と なりました。
なお、サービス別売上高の状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」に記載して おります。
(営業外損益、経常利益)
当事業年度の営業外収益は、金利スワップ評価益及び受取補償金等の計上により1,500千円となりました。また、 営業外費用は、借入金の支払利息等の計上により9,308千円となりました。
以上の結果、当事業年度の経常利益は前事業年度に比べ278.7%増加し105,536千円となりました。
(特別損益、税引前当期純利益)
当事業年度の特別損失は、固定資産売却損の計上により1,182千円となりました。
以上の結果、当事業年度の税引前当期純利益は前事業年度に比べ274.5%増加し104,354千円となりました。
(当期純利益)
当事業年度の法人税等は56,842千円となりました。この結果、当事業年度の当期純利益は前事業年度に比べ 843.6%増加し47,512千円となりました。
第4期第3四半期累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日) (売上高、営業利益)
当第3四半期累計期間の売上高は、オペレーションサービス及びロジスティクスサービスの主要顧客の通販関係荷 量が伸張したこと等により、3,859,315千円となりました。
営業利益は、主要顧客の通販関係荷量が伸張したこと等による売上拡大に加え、構内作業の効率化推進の効果によ り、293,212千円となりました。
なお、サービス別売上高の状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」に記載して おります。
(営業外損益、経常利益)
当第3四半期累計期間の営業外収益は、金利スワップ評価益等の計上により638千円となりました。また、営業外 費用は、借入金の支払利息等の計上により8,160千円となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の経常利益は285,690千円となりました。
(特別損益、税引前四半期純利益)
当第3四半期累計期間の税引前四半期純利益は、特別損益の発生がなかったため、285,690千円となりました。
(四半期純利益)
当第3四半期累計期間の法人税等は107,434千円となりました。この結果、四半期純利益は178,256千円となりまし た。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの 状況」をご参照下さい。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社は、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおり、法的規制の変化、顧客の動向、競合との競争 の激化、人材の確保及び育成、システム障害等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性が あると認識しております。
そのため、当社は法令遵守の浸透、顧客ニーズへの対応、新たなサービス開発、優秀な人材の確保と育成、システ ム基盤の増強等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切に対応して いく所存であります。
(6)経営戦略の現状と見通し
当社は、中長期的な経営戦略に基づき、ECソリューションサービスの営業及び業務の拡大を図るため、営業部門と 業務部門が連携し、小売業を中心とした新規顧客の開拓と既存顧客の取引拡大に取り組んでおります。人口が減少に 転じており、個人消費の量的拡大は見込めませんが、BtoCサービスとして個人宅への配送など新たな成長分野への展 開により業績拡大に努めております。
(7)経営者の問題意識と今後の方針について
国内のモノの動きはここ10年来減少傾向が続いています。90年代のピーク時とくらべて現在の貨物輸送量は7割程 度と言われます。国内の工場がアジアを中心に次々と海外移転したことが大きな要因となっていますが、それにとも なって物流が軽視されてきているのかと言えばそうでなく、ITが飛躍的に進歩したことでいろいろな可能性が広がっ たように、リアルな物流の世界でもその潜在力に熱い視線が寄せられています。ネット通販など、モノの売られ方の 幅が広がり宅配便の個数は年々増加傾向にあり、業界のけん引役となっています。また、より早くそのモノが欲しい という顧客の要望に応えること等、日々複雑に高度化する物流の課題解決などで競争に勝ち残り、成長を維持するた めには、ECソリューションサービスに特化すると同時にサービス領域の拡大が重要であると考えます。この実現のた め当社は、経営資源の集中とそれを支える経営基盤の整備を推進し、どこにも真似のできないECソリューションサー ビスを目指してまいります。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
第3期事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当事業年度の設備投資の総額は96,300千円であり、その主な内容は、車両(リース資産)の取得78,199千円であり ます。
なお、当社の事業はECソリューションサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略して おります。
また、当事業年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
第4期第3四半期累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日)
当第3四半期累計期間の設備投資の総額は4,700千円であり、東京営業所の移転に伴う営業所内装設備等の建物及 び建物附属設備の取得であります。
なお、当社の事業はECソリューションサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略して おります。
また、当第3四半期累計期間において重要な設備の除却、売却等はありません。
2【主要な設備の状況】
平成28年3月31日現在
事業所名 (所在地)
サービスの名称 設備の内容
帳簿価額
従業員数 (人) 建物
(千円)
リース 資産(有形)
(千円)
リース 資産(無形)
(千円)
合計
(千円)
本社 (大阪市北区)
-
サーバー、業務 委託システム
- 1,967 9,502 11,469
3
(-) 住之江営業所
(大阪市住之江区)
オペレーション サービス
営業所内装設備 1,532 - - 1,532
3
(-) 南大阪営業所
(大阪府羽曳野市)
ロジスティクス サービス
営業所建物、 車両
1,024 26,323 - 27,347
25
(-) 厚木営業所
(神奈川県伊勢原市)
ロジスティクス サービス
車両 - 19,563 - 19,563
14
(-) 京都営業所
(京都市伏見区)
ロジスティクス サービス
車両 - 30,668 - 30,668
15
(-) 名古屋営業所
(名古屋市中村区)
オペレーション サービス
営業所内装設備 1,634 - - 1,634
2
(-)
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 2.現在休止中の設備はありません。
3.従業員数は就業人数であり、臨時雇用者数を( )外数で記載しております。
4.本社及び上記各営業所(南大阪営業所除く)の使用に関する年間賃借料は6,054千円であります。 5.上記の他、主要な賃借している設備として、以下のものがあります。
事業所名 (所在地)
サービスの名称 設備の内容
年額リース料
(千円)
リース契約残高
(千円)
南大阪営業所
(大阪府羽曳野市)
ロジスティクス サービス
車両
(オペレーティングリース)
32,403 67,343
厚木営業所
(神奈川県伊勢原市)
ロジスティクス サービス
車両
(オペレーティングリース)
6,754 12,419
京都営業所
(京都市伏見区)
ロジスティクス サービス
車両
(オペレーティングリース)
12,275 42,691
平和島営業所
(東京都大田区)
デリバリー サービス
車両
(オペレーティングリース)
6,177 11,234
3【設備の新設、除却等の計画】(平成28年12月31日現在)
(1)重要な設備の新設等
事業所名
(所在地)
設備の内 容
投資予定金額
資金調達方法
着手及び完了予定年月
完成後の 増加能力 総額
(千円)
既支払額
(千円)
着手 完了
本社
(大阪市北区)
事務所及 び内装設
備
22,000 ― 増資資金
平成29年 4月
平成29年 9月
(注)2.
基幹シス テム改修
60,000 ― 増資資金
平成29年 4月
平成30年 3月
(注)2.
40,000 ― 増資資金
平成30年 4月
平成31年 3月
(注)2.
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。 3.本社事務所及び内装設備投資予定額の22,000千円は差入保証金相当額を含んでおります。
(2)重要な設備の除却等 該当事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 8,560,000
計 8,560,000
(注)平成28年10月29日開催の取締役会決議により、平成28年11月25日付で株式分割に伴う定款の変更を行い、発行可能 株式総数は8,510,000株増加し、8,560,000株となっております。
②【発行済株式】
種類 発行数(株)
上場金融商品取引所名又は登録 認可金融商品取引業協会名
内容
普通株式 2,140,000 非上場
権利内容に何ら 限定のない、当 社における標準 となる株式であ り、単元株式数 は100株でありま す。
計 2,140,000 - -
(注)1.平成28年10月29日開催の取締役会決議により、平成28年11月25日付で普通株式1株につき200株の割合で株式 分割を行っております。これにより、発行済株式数は2,129,300株増加し、2,140,000株となっております。 2.平成28年11月25日開催の臨時株主総会決議により、平成28年11月25日付で1単元を100株とする単元株制度を
採用しております。
(2)【新株予約権等の状況】
会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。 平成28年3月17日臨時株主総会決議
最近事業年度末現在
(平成28年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成29年1月31日)
新株予約権の数(個) 1,000(注)1 998(注)1、6
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) - -
新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左
新株予約権の目的となる株式の数(株) 1,000(注)1 199,600(注)1、5、6 新株予約権の行使時の払込金額(円) 10,000(注)2 50(注)2、5 新株予約権の行使期間
自 平成30年3月18日 至 平成38年3月16日
同左 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格及び資本組入額(円)
発行価格 10,000 資本組入額 5,000
発行価格 50(注)5 資本組入額 25(注)5
新株予約権の行使の条件 (注)3 同左
新株予約権の譲渡に関する事項
新株予約権を譲渡するには 取締役会の承認を要する。
同左
代用払込みに関する事項 - -
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 (注)4 同左
(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、最近事業年度末現在は1株、提出日の前月末現在は200株であり
なお、新株予約権を割り当てる日(以下「割当日」という。)後、当社が株式分割(株式無償割当含む。以下 同じ)又は株式併合を行う場合には、次の算式により新株予約権の目的となる株式の数を調整する。
調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 分割・併合の比率
ただし、かかる調整は、新株予約権のうち当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数につ いてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数は切り捨てるものとする。
2.新株予約権割当日後、当社が当社普通株式につき株式分割又は株式併合を行う場合、上記の行使価額は株式分 割又は株式併合の比率に応じ、次の算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り 上げるものとする。
調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×
1
分割・併合の比率
また、当社が時価を下回る価額で当社普通株式につき、新株を発行又は自己株式の処分を行う場合は(会社法 第194条の規定(単元未満株主による単元未満株式売渡請求)に基づく自己株式の売渡し、新株予約権の行使 を除く。)上記の行使価額は、次の算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り 上げるものとする。
既発行株式数 +
新規発行株式数 × 1株当たり払込金額 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×
1株当たりの時価 既発行株式数 + 新規発行株式数
上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控除した数 とし、自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式数」を「処分株式数」に、「1株当たり払込金額」を
「1株当たり処分金額」に読み替えるものとする。さらに、当社が合併する場合、会社分割を行う場合、その 他これらの場合に準じ、行使価額の調整を必要とする場合には、必要かつ合理的な範囲で行使価額を調整す る。
3.新株予約権の行使条件
①新株予約権の割り当てを受けた者(以下「新株予約権者」という。)は、新株予約権の行使時において、当 社の取締役、監査役又は従業員であることを要する。ただし、取締役又は監査役が任期満了により退任した 場合、従業員が定年で退職した場合、その他正当な理由がある場合は、この限りではない。
②新株予約権者は、新株予約権の行使時において、新株予約権の目的である当社普通株式が日本国内の証券取 引所に上場している場合に限り行使できるものとする。
③新株予約権者が死亡した場合は、相続人はこれを行使できないものとする。
④その他権利行使の条件(上記①に関する詳細も含む。)は、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予 約権割当契約書」に定めるところによる。
③新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上記(注)1に準じて決定するものとする。
④新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、組織再編行為の条件等を勘案のうえ、上 記(注)2で定められる行使価額を調整して得られる再編後払込金額に上記③に従って決定される当該新株予 約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。
⑤新株予約権を行使することができる期間
上記に定める新株予約権を行使することができる期間の初日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅 い日から、上記に定める新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。
⑥新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項 次に準じて決定するものとする。
ⅰ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1 項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じた1円未満の端数は、こ れを切り上げる。
ⅱ 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記ⅰの資本金等増 加限度額から上記ⅰに定める増加する資本金の額を減じた額とする。
⑦譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の承認を要するものとする。
⑧新株予約権の取得条項
次に準じて決定するものとする。
ⅰ 新株予約権者が権利行使をする前に、上記(注)3の定め又は新株予約権割当契約の定めにより新株予約 権を行使できなくなった場合、当社は当社の取締役会が別途定める日をもって当該新株予約権を無償で取 得することができる。
ⅱ 当社は、以下イ、ロ、ハ、ニ又はホの議案につき当社の株主総会で承認された場合(株主総会決議が不 要の場合は当社の取締役会で承認された場合)は、当社の取締役会が別途定める日に、新株予約権を無償 で取得することができる。
イ 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案
ロ 当社が分割会社となる分割契約又は分割計画承認の議案
ハ 当社が完全子会社となる株式交換契約又は株式移転計画承認の議案
ニ 当社の発行する全部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について当社の承認を要するこ についての定めを設ける定款の変更承認の議案
ホ 新株予約権の目的である種類の株式の内容として譲渡による当該種類の株式の取得について当社の 承認を要すること又は当該種類の株式について当社が株主総会の決議によってその全部を取得するこ とについての定めを設ける定款の変更承認の議案
⑨その他新株予約権の行使の条件
上記(注)3に準じて決定するものとする。
5.平成28年10月29日開催の取締役会決議により、平成28年11月25日付で普通株式1株につき200株の割合で株式 分割を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」 及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。
6.「新株予約権の数」及び「新株予約権の目的となる株式の数」は、退職の理由による権利喪失者の新株予約権 の数を減じております。
(3)【ライツプランの内容】 該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】 年月日
発行済株式総数 増減数(株)
発行済株式総 数残高(株)
資本金増減額
(千円)
資本金残高
(千円)
資本準備金増 減額(千円)
資本準備金残 高(千円) 平成25年10月10日
(注)1
5,000 5,000 50,000 50,000 - - 平成26年3月10日
(注)2
4,700 9,700 47,000 97,000 - - 平成28年3月30日
(注)3
1,000 10,700 5,000 102,000 5,000 5,000 平成28年11月25日
(注)4
2,129,300 2,140,000 - 102,000 - 5,000
(注) 1.会社設立
発行価格1株につき10,000円 資本組入額1株につき10,000円 割当先 金森勉
2.有償株主割当 割当比率 1:0.94
発行価格1株につき10,000円 資本組入額1株につき10,000円 割当先 金森勉
3.有償第三者割当
発行価格1株につき10,000円 資本組入額1株につき5,000円 主な割当先 榎屋幸生、他92名
4.株式分割(1:200)によるものです。
(5)【所有者別状況】
平成28年12月31日現在
区分
株式の状況(1単元の株式数100株)
単元未満株 式の状況
(株) 政府及び地
方公共団体
金融機関
金融商品取 引業者
その他の法 人
外国法人等
個人その他 計
個人以外 個人
株主数(人) - - - 1 - - 94 95 -
所有株式数
(単元)
- - - 1,400 - - 20,000 21,400 -
所有株式数の割 合(%)
- - - 6.54 - - 93.46 100 -
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
平成28年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) - - -
完全議決権株式(その他) 普通株式 2,140,000 21,400 -
単元未満株式 - - -
発行済株式総数 2,140,000 - -
総株主の議決権 - 21,400 -
(注)平成28年10月29日開催の取締役会決議により、平成28年11月25日付で普通株式1株につき200株の割合で株式分 割を行っております。また、平成28年11月25日付で1単元を100株とする単元株制度を採用しております。
②【自己株式等】
該当事項はありません。
(7)【ストックオプション制度の内容】
当社は、ストックオプション制度を採用しております。
当該制度は会社法に基づき新株予約権を発行する方法によるものであります。 当該制度の内容は、以下のとおりであります。
第1回新株予約権 (平成28年3月17日 臨時株主総会決議)
決議年月日 平成28年3月17日
付与対象者の区分及び人数(注)
当社の取締役 3名 当社の従業員 82名
新株予約権の目的となる株式の種類 「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。
株式の数(株) 同上
新株予約権の行使時の払込金額(円) 同上
新株予約権の行使期間 同上
新株予約権の行使の条件 同上
新株予約権の譲渡に関する事項 同上
代用払込みに関する事項 -
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。
(注)付与対象者の退職等により、本書提出日現在の付与対象者の区分及び人数は取締役3名、従業員81名となってお ります。